■2018年度 九州大学病院総合診療専門研修プログラム

注意:『専門研修プログラム』は、一次審査を通過したものであり、
まだ二次審査を踏まえて修正・変更があることをご承知おきください。

総合診療専門研修の専攻医登録は、日本専門医機構の「総合診療専門研修の専攻医登録」画面にある「専攻医登録システム」から登録して下さい。
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/registration.html

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■2018年度 総合診療科での専門研修について

対  象: 卒後4年目以降の先生で、総合診療科で臨床・研究を行いたい方
選考方法: 面接
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■総合診療科の見学を希望される方へ

当科の見学は随時受け付けています。
初期および後期研修を検討されている方、他診療科を専門としてきたが総合診療科での臨床・研究に興味を持たれている方は是非一度見学にお越しください。
お問い合わせから連絡先、希望される見学の候補日をご記入下さい。



ごあいさつ


 私ども九州大学病院総合診療科は、1987年に総合診療部として設立され、1988年には初代教授に柏木征三郎先生が就任され、2001年より私が責任者となっています。その後2009年には診療部から診療科として格上げされ、私としては総合診療というものが九州大学病院で認知されたものと安堵しています。総合診療あるいは総合診療医がどうあるべきかということについては多くの考えがあり、わが国ではコンセンサスが得られていないのが現状です。

そのようなことから、2009年に日本総合診療医学会は解散し、ある程度完成された開業医師の集まりであるプライマリ・ケア学会および家庭医療学会と合併しました。
私は若い医師はまだまだ先進医療を学び先端医療の研究を行うべきだとの思いから、開業医師中心の学会との合併には反対をしました。その後、医局の若い医師からの要求、また多くの大学病院の総合診療部/科の勧めもありましたので、真の総合診療医を育成するため、私どもが事務局となり、大学病院を中心として社団法人日本病院総合診療医学会を立ち上げました。2010年の2月5、6日には福岡の地で、第1回の学術集会を私どもが主宰し開催したところ、特別講演1題、教育講演/セミナー5題に合わせて、一般演題も30施設から72演題の報告があり、盛会のうちに終えることが出来ました。第2回は本年の2月4、5日に東北大学病院総合診療部主宰により仙台で開催され、一般演題も24施設から86演題と増加ました(その後、東北地方では大震災に見舞われ大変な状況になっていることは、皆様ご存じだと思います)。また、第3回目は本年の9月9,10日に東邦大学病院総合診療・急病科主宰により東京で開催される予定です。学会員数も毎月入会申し込みがあり、1年足らずで約200名となりました。学会誌を発行し、認定医制度も制定し、現在、発展段階の状態です。
  現在、医師が最も少ない専門診療科は?と言う質問に対しての答えは、総合診療科であることは論を俟ちません。何故かと言いますと、現在の80歳代の内科医の90%以上、70歳代の70%以上は総合診療医であると推測されますが、60歳代では40%以下、50歳代では20%以下、40歳代では10%以下と 減少しています。高齢化が進むわが国では総合診療医のニーズはますます高まっており、同時に地域の医療機関からもオファーがきています。し、また、この度の東日本大震災の医療援助につきましても、国の方からオールラウンドの総合診療医に依頼がきています。しかし、医局員の数が充分でないためその要求に充分には答えられないのが現状です。現在の所、私どもの医局からの後期専門医研修には福岡大学病院総合診療部、独立行政法人国立病院機構九州医療センター総合内科、公立学校共済組合九州中央病院、日本赤十字社福岡赤十字病院総合診療科、医療法人原三信病院総合診療科へ、特に高齢者医療や緩和医療を学びたい医師には特定医療法人原土井病院総合診療科へ、離島での地域医療を学びたい医師には玄州会光武内科・循環器科病院内科を選択してもらっています。総合診療医を目指す若い医師には、是非、九州大学病院総合診療科の門を叩いて欲しいものです。ただ、私ども総合診療科の考えは総合診療医を目指しながらもSubspecialtyも持つことを目指し、さらに研究も行いますので、大変ではありますが、充実した後期専門医研修となると思います。
  一般的に、総合診療医の概念としては、全人的医療が行える、初診外来で的確に患者を専門診療科に紹介できる、とされています。しかし、それだけでしょうか、全ての疾患に対応するものの、最終的には専門診療科に紹介するだけであれば、総合診療医のIdentityがあまりにも無いような気がします。やはり、いくつかの医学分野では専門医と同等の医学知識および医療技術を持たなければならないと思います。Subspecialtyを持った上でどのような患者さんにも対応し、全人的医療を行ない、予防医療も行なうのが「私の考える総合診療医」の概念です。以上のことから、予防医学の最前線と考えられる疫学調査(福岡県粕屋町・星野村、沖縄県石垣市、長崎県壱岐市)には、医局員全員に参加してもらっています。幅広い知識が必要な疫学的研究は、総合診療を目指す若い医師にとっては刺激を受ける場所でもあり、将来の臨床研究やSubspecialtyを考える上で役立つものと確信しています。
真の総合診療医を目指す方は、是非、九州大学病院総合診療科を訪ねてください。


総合診療医育成セミナー
第3回 総合診療医育成セミナー 2015年12月5日土曜日
場 所:
アストラゼネカ(株) 福岡支店 AZtrium
時 間:
16:30〜18:00
主 催:
小野薬品工業株式会社 アストラゼネカ株式会社

生活習慣病を総合診療科が診る

OPENNING REMARKS
古庄 憲浩先生 九州大学病院 総合診療科 准教授

【Discussion】

    座長:村田 昌之先生 九州大学病院 総合診療科 診療准教授

  • 「抗菌薬の使い方」
  • 加勢田 富士子先生 九州大学病院 総合診療科
  • 「高齢者を診る」
  • 林 純先生 九州大学名誉教授 原土井病院九州総合診療センター長

【Lecture】

    座長:古庄 憲浩先生 九州大学病院 総合診療科 准教授

  • 「総合診療医と糖尿病治療薬」
  • 志水 元洋先生 九州大学病院 総合診療科 助教 
Closing REMARKS
林 純先生 九州大学名誉教授 原土井病院九州総合診療センター長


第2回 総合診療医育成セミナー 2015年8月28日金曜日
場 所:
ホテルニューオータニ博多 4階 「鶴の間 」
時 間:
18:45〜20:35
主 催:
ギリアド・サイエンシズ株式会社
座 長:
日本病院総合診療医学会 理事長
原土井病院 九州総合診療センター長   林 純 先生

総合診療の魅力
〜地域医療 高齢者医療を支える 総合診療医の育成セミナー〜

【基調講演】

  • 「高齢者における総合診療の重要性について」
  • 原土井病院  理事長   原 寛 先生
  • 「総合診療専門医制度について」
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 理事長 丸山 泉 先生

【症例提示】

    司会:九州大学病院総合診療科 診療准教授 村田 昌之先生
  • 「不明熱を呈した脾原発悪性リンパ腫の1例」
  • 発表:山嵜 奨 先生 レビュー:豊田 一弘 先生

    司会:福岡大学病院 総合診療部  教授 鍋島 茂樹 先生
  • 「不明熱を呈した高齢男性の1例」
  • 発表:野下 育真 先生 レビュー:武岡 宏明 先生

【特別講演】

  • 「C型肝炎と総合診療」
  • 日本病院総合診療医学会 理事長
    原土井病院 九州総合診療センター長
    林 純 先生


第1回 総合診療医育成セミナー 2015年7月11日土曜日
場 所:
博多養生処 福岡市博多区下川端3-1 博多リバレイン地下2階
時 間:
16時〜18時

【講演1】

  • 高齢者における総合診療の重要性について
  • 原土井病院 理事長 原 寛 先生

【講演2】

  • 総合診療専門医制度について
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 理事長 丸山 泉 先生

【講演3】

  • ひとりの病院総合診療医として
  • 日本病院総合診療医学会 理事長
    九州大学病院 総合診療科 前教授 林 純 先生

【講演4】

  • 九州大学病院総合診療科での取り組みについて
  • 九州大学病院 総合診療科 診療准教授 村田 昌之 先生


専門研修プログラム
患者の全体像を把握し全人的な医療を提供できる病院総合診療医の育成および学位取得を目的とする。 九州大学病院総合診療科では初期研修で得た内科診療の知識・技術をさらに向上させ、得意とする内科系総合外来、感染症・生活習慣病・漢方診療を通じて総合診療医としての基礎を築く。 その後、総合診療において重要な救急疾患、消化器疾患、地域医療等を習得するために、その分野を得意とする大学病院と連携し、診断・治療を研修する。 関連医療機関においては、総合診療医として内科系急性期医療全般の研修を行い、高齢者医療や緩和医療などの地域医療を経験する。 各医療機関での研修後、九州大学病院総合診療科で、病院総合診療医およびサブスペシャリティーとしての専門分野を研修する。 研修終了後に認定総合診療医の取得、さらに感染症専門医(含インフェクション・コントロールドクター)、肝臓専門医、漢方専門医、総合内科専門医を中心に希望のサブスペシャリティーの専門医取得を目指す。


 病院総合診療医重点コース

 病院総合診療医・臨床研究コース

 病院総合診療医・大学院進学コース

 病院総合診療医・プライマリケア重点コース

 病院総合診療医・漢方研修コース



お問合せ
九州大学病院 総合診療科

TEL 092-642-5909 FAX 092-642-5210

医局長:村田昌之